人物写真

人物写真に触れてみましょう

写真を撮ってる人で人物を撮影したことがないという人はほとんどいないでしょう。ちゃんとしたカメラじゃなくても携帯電話・レンズ付きフィルムの人、あるいはカメラをお持ちの方でも何かしらの人物写真は撮ってると思います。

ここでは人物写真撮影のほんの入り口、基本的なノウハウを少しだけ書いてみます。、皆さんがこれから人を撮影する上で家族や友人・モデルなどの被写体にも喜ばれる人物写真撮影の一助になればと思います。

凝った方には物足りないかもしれませんが、逆に初心者の皆様には今からでも役立つかもしれません。

*作例写真が多いので、回線状況によっては画像が読み込まれない場合もあります
その場合はお手数ですがリロードしてください。

目次

☆人物写真撮影の基礎

人物写真撮影の切り取り位置

人物写真フルショット1

最初に人物の切り取り位置です。

左の写真はフルショットと呼ばれる全身構図の一種です。
この写真からコンパクトデジカメに多い4:3の比率で切り取ってみましょう。

人物写真フルショット

フルショットは文字通り、人物のつま先から頭の上までキッチリ入れるのが基本です。

ここで微妙に足首やつま先が切れたり、頭が切れたりすると不自然な写真になります。

微妙にどちらかを切らなきゃいけない時は迷わず足の方を切ってください。 頭が切れるよりは違和感が少なくなります。

左の写真でもそうしていますが、頭の上に少し空間を空けてあげると更に自然になります。

フルショットは、周囲の状況も写りやすいので状況を説明したり周囲に写真としての意味を持たせる時に便利です。

人物写真ニーショット

少しだけ人物が大きくなりました。
扱いが難しいのですが、ニーショットと言われる膝くらいで人物を切るショットです。

フルショットと比較すると、これだけでも人物の存在感が増してきてると思えませんか?

逆に中途半端な印象を与えかねないので、周囲の状況や構図をしっかり考えて撮影する必要があります。

人物写真尻・・

これは人物のヒップの下くらいで切り取られています。

実は微妙に危ないショットで、不自然になりがちです。

人物のヒップ付近で切り取る撮影は、特にそこに意味を持たせる場合意外は避けた方が良いかと思われます。

 

人物写真ウエストショット

人物をウエストで切り取ってみました。

切り取り位置としては定番のひとつです。
しかし、左の写真を見ると少し不自然な感じがしますね。

ウエストショットとはいっても、ヘソのあたりで切るより若干上で切り取った方が安定する事が多いです。

ウエストショットというより、胸下ショットくらいの意識で写真を撮ると良いかもしれません。

ウエストショットはミドルショットと言われる事もあります。

人物写真バストショット

だんだんアップと言われる構図になってきました。

バストショットと言われるものです。

実際には乳首のラインより若干上で切り取った方が安定する事が多いです。

胸下ショットの次は胸上ショットってところでしょうか。

一般にアップ写真と言われるのはこの辺からになります。

人物に対する背景が小さくなりますので、モデルとなる人の表情やポーズ等で大きく写真のイメージが変わってきます。

 

人物写真アップ

なんて言うんでしょうね。

私は顔アップと呼んでます。

ただしここで注意してほしいのは、肩のラインを残す事です。
後でNG例として紹介しますが、肩のラインが写ってないとまるで生首写真のようになります。

逆に場合によっては頭の上部が少し切れるくらいは気にならなくなります。

一般的な証明写真の構図と一緒です。

人物写真ノーマル人物写真NG1 人物写真NG2

上の3枚の写真を見てください。(同じ写真をトリミングしました)

左はバストショットの普通の写真です。

中央は、頭が中途半端な位置で切れててちょっとおかしいです。
微妙に少しだけ切れるくらいなら良いのですが、このくらいバッサリいくと不自然さが大きくなってます。

右の写真は、「生首写真」と言われるもので、これも良くありません。
さらに首がなく顔だけの写真というのも変なものです。

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人物撮影の目線と高さについて

人物写真カメラ目線

カメラ目線(レンズ目線)をもらうと、写真を見た時に見てる自分の方を見てるような印象になます。

人物撮影ではカメラ目線は基本です。

写真のフレームを飛び出して自分の側にも世界が広がるような印象さえありますね。

人物写真目線外し

カメラ目線外しは写真の中に不思議な世界を作ります。 実は筆者は好んでカメラ目線外しを使います。

好みや写真の意図によりますが、カメラ目線が写真から見てる人の側に飛び出してくるような世界観があるのに比較して、カメラ目線外しをすると写真の中に世界が広がるように感じます。

また人物撮影のレンズの高さの基準は被写体の目の高さが基本になります。
大人同士の撮影ならあまり気になりませんが、子供を撮影する場合や、背の高い男性が女性を撮影したり(その逆も)する時は注意が必要です。

目の高さを基準に、上から撮影すると「可愛い感じ」「蔑んだ感じ」になってきます。逆に下から撮影すると「堂々とした感じ」「偉そうな感じ」の写真になりやすいです。

ここで子供の目線の高さでもう一度見てみましょう。

人物写真子供人物写真子供目線はずし

左のカメラ目線の写真は、こちら側に笑いかけてるような印象がありますね。
右の写真は写真の中、切り取られて見えない部分にまで世界があるような印象になります。

人物写真・・・

このように何気ない時間を切り取ったスナップ写真でも、カメラ目線がないことで写真の中にだけ保存された世界という印象もでてきます。

*正直言って犬以外にカメラマンが無視されてるという事実には触れないで下さい(笑)

適当な比較サンプルを作ってなかったので、ここで文章でだけ追記して置きます。

よく写真のベテランさんが「ズームは使うな・足を使え」みたいな事言いますが、あれば半分正解、半分間違いです。 ここで覚えていて欲しいのは次の二つです。 

「広角は歪む」 「望遠は被写体の形が正確」*概ねの傾向です。
同じ大きさに人物が写っていたとしても、近づいて広角で撮影したものは歪みます。
引いて望遠で撮影したものは形が正確にでます。

特に何かを強調したいという意図がないのなら、人物撮影は焦点距離50mm以上(35mm換算)で撮影しましょう。 広角で撮ると顔デカ写真とか 鼻デカ写真とかになりやすいので注意です。

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人物撮影・構図について

基本を押さえたら、写真の意図を考えて構図に織り込んでいきます。

芸術作品としての構図には触れません、皆さんで意図にそった構図やモデルさんにポーズを作ってもらってください。

筆者はスナップ写真や、旅先での記念写真にはよく三分割構図を利用します。
フレームの中の一つの三分割のポイントに人物を配置して記録したい風景や建物をその対称位置に配置したりという事をよくやります。

人物写真ウエディング人物写真花ともも

上の2枚は、なんとなく三分割を意識した構図です。人物だけじゃなく、周囲の雰囲気を生かしてみました。

人物写真人物写真桜人物写真 ももかわいい

上の左と真ん中は三分割を意識してます。
左は若干したから狙った効果とあいまって、お姉さんがかっこ良く見えます。
真ん中はいかにも記念写真ですが人物の立ち位置としてはベストだと思っています。
右の写真は微妙ですが、載せてみました。

構図については姉妹ページの「初心者の写真構図」も参考にしてみてください。

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